3連休向け記事。東京の食べ歩き特集?です。
日比谷公園西幸門から入って染まり始めた紅葉を見ながらフラフラと散歩。昼時だったせいか松本楼もご覧の通りの行列。
ここは10年ほど前にランチでお邪魔した懐かしいお店。当時はそんなに並んだ記憶がありませんが繁盛しているんですね。
日比谷門から出て東京ミッドタウン日比谷へ。
www.hibiya.tokyo-midtown.com
建物を見上げて写真を撮っているとお上りさん丸出し。
ショッピングという訳でもなくコレといった目的はなかったのですが東京へ来る時のJAL機内Wi-Fiの動画コンテンツで東京ミッドタウン日比谷が特集されていたので見学にやってきました。
www.jal.co.jp
ファッションや装飾品には強い拘りも好みもないので館内を適当に散策した後はどうしてもレストランエリアに目が行ってしまうんですね。
で、あるんですよ私の触手をビビビッと動かす店が。
ミッドタウンという場所に似つかわしくない立ち呑みというワード。
で、入っちゃえ!ってなるんですよね。やっちゃえ〇〇のCEO逮捕されましたね。という余談はさておき。
三ぶんという和食のお店。
www.sanbun-ginza.jp
魚は全て天然もの 仕入れは築地や各地の漁港から
黒板で案内する季節&その日のおすすめと定番の肴
日本酒は入れ替わりが楽しい15種類ほどが1杯500円!
何ですか?この魅力的なフレーズは。
東銀座からミッドタウン日比谷に引っ越してきたらしく今年の2月で3周年を迎えたとの事。
此方も私の好きな立ち飲みスタイル。でも素材と腕に自信ありげな割烹。
カウンターに案内されると最初に出されるのはお粥。
「最初にこれで胃の粘膜をはってください。」との事。
さぁ、仕事仕事w。
お決まりのスターティングビール。
看板メニューの毛ガニサラダ。器は本物の蟹の甲羅。
そこへ毛蟹のむき身を贅沢に並べ、玉子とマヨネーズのサラダと一緒にいただきます。
普段、蟹って刺身で食べる時はポン酢か醤油だったりボイルの時はほのかに塩味ついてたりで淡泊な味を楽しむためにドギツイ調味料と合わせようって発想にならないんですが平気で毛蟹とマヨネーズと合わせちゃうんですね。で、またこれが旨いんです。
体の一部がカニカマのサラダで出来ている鹿には電気の走るような衝撃の味でした。毛蟹サラダ恐るべし!
ビールの次は富山の立山をヌル燗で。ちょっと温めるとお酒の香りがより際立つんですよね。ほっこりします。
烏賊の塩辛。
塩辛ってそもそも漁師飯なのでチャチャっと手軽に作って雑で荒々しいのが魅力だと勝手に決めつけていましたがソレはソレ、コレはコレ。こっちの塩辛は別の料理、高級珍味のよう。
次の酒も富山で攻めてみます。北洋の越中懐古。
日本酒のメニューには北洋としか書いてなかったので見覚えのあるラベルと違うと思って店員さんに聞いても
「いえ、これが北洋ですよ」
と。でも妙に飲みやすくて上品な風味。
後で調べたら越中懐古という純米大吟醸でした。そりゃ旨いハズ。
純米大吟醸って言ってよ~。
最後にメインディッシュです。
メニューにはない日替わりの鮮魚。値段も素材の大きさで決まるとかで価格表示はありません。そんなの値段確認しないと怖いやん。飲んでてもそこは要確認。
鰤カマを塩焼きでオーダー。
皮目にも包丁が入っていて流石。塩加減、焼き具合も完璧。
日本酒が進んで仕方ないのですが食べ歩き、飲み歩きのミッションが残っているので腹6分目程度でほろ酔い気分でお会計。
立ち呑みの割にはなかなかのお値段ですがそこはミッドタウンプライス。
でもこの素材、技で割烹が頂けると考えるとこの値段でも納得。
少し歩いてカロリー消費してからまた食べ歩き。