こんにちは 鹿@shikachannel_jpです。
香港旅行であちこち食べ歩いた際のメモ。
盛記粥麺でお粥
香港到着後最初の香港グルメはお粥でした。
盛記粥麺
佐敦(ジョンダン)駅のC2出口から徒歩2分
12時の開店と同時に入店。
店内は全員地元の方々でした。
↑の写真は後日この付近を通過したときに撮影。
私は豚肉と卵のお粥をオーダー。
なぜ香港グルメでお粥がよく取り上げられるのか納得しました。
いや、美味いです。
五臓六腑にじわーっと浸透していく味わい。
二日酔いの朝の完全食です。
というか、このお粥を食べるために二日酔いになっても良い。
日本のお粥は米の粒が十分感じられる程度に残っていますが香港のソレはほぼペースト状。
おはぎは餅米のつぶし具合でよく「半殺し」などと表現されますがこのお粥に当てはめると全殺しというか皆殺しです。
お米のつぶ感はほぼ感じずお米で作ったポタージュって感じ。
ただコクが凄い。
豚肉や鶏ガラ?スープで煮込まれていてペースト状ですが深い味わいが広がります。
程良く豚肉の繊維がほどけて具材としてお粥と完璧な相性。
ピータンなんかも入っていて食べ応えも良し。
豚肉と卵のお粥の「卵」はピータンだったんですね。
グーグルレンズでメニューを翻訳検索した時には豚肉と溶き卵のお粥をイメージしていましたが全然別モノでした。
なるほど、卵=ピータンです。
無理矢理例えるなら豚骨スープで米の形がなくなるまで煮込んだお粥って感じかな。
香港グルメの1発目で衝撃を受けました。
麥奀雲吞面世家で雲呑麺
お粥を食べてビクトリアピークで香港の街並みを一望した後に腹ごしらえ。
展望台のあるピークタワーの隣にはピーク・ギャレリアというショッピングモールが存在します。
2023 香港旅行記 テッパン観光コースの「ヴィクトリア・ピーク」へ - 鹿チャンネル
このモールの中に同行者がオススメする雲呑麺の有名店があるとかで胃袋に香港の味をぶっ込んで来ました。
Xではミシュランと言ってますが正確にはビルグルマンです。
説明しなくても「あぁ間違えてるやん」と思って頂けてるだろうと想像してましたけど一応訂正。
雲呑麺でミシュランを獲ったとか。
— 鹿 (@shikachannel_jp) November 7, 2023
ピーク・ギャレリアにも支店がありました。
激ウマにつき再訪のためメモ_φ(・_・#麥奀雲吞面世家#雲呑麺 #香港 #ヴィクトリア・ピーク#ミシュラン #太平山 #扯旗山#HongKong #VictoriaPeek@HKTB_JP pic.twitter.com/elkU9aK62M
香港でご当地グルメの雲呑麺とお目見えするのを楽しみにしていました。
注文後ほどなくして雲呑麺が登場したのですが…
雲呑入ってないやんけ!
日本人だと思って馬鹿にしとるんか!
とか言って暴れてません。
安心して下さい。はいってますよ。
エビはプリプリでしっかりした塩味。
生きてるのかと思うくらいプリプリ。
ダイヤモンドだね-♪、じゃなくて(歳バレる)
麺も想像していたのと違うというか、日本では食したことのない食感。
腰のあるビーフンというか、細打ちラーメンと素麺の間というかしっかりとした歯ごたえで非常に美味。
とにかく細くて腰もある。
このサイズなら2杯はペロッといけそう。
店によって違いはあるでしょうがスープはヒラメや豚骨、羅漢果(ラカンカ)などがベースだとか。
同行者がオーダーした蝦子撈麺とやらも一口食しましたが美味。
香港グルメ恐るべし。
麥文記麵家で蝦子ローメン
翌日は同行者と別行動。
一人で旺角(モンコック)を散策。
昼食は事前にチェックしていた雲呑麺の名店、麥文記麵家へ。
前日にお邪魔したお粥の盛記粥麺からすぐ近くでした。
開店直後にもかかわらず既に行列。
並んでいると店の従業員が忙しそうにスープの補充にやってきます。
店頭の容器でスープを保管しているようです。
こんな感じ。
ちょうど昼食時ともあって店内は高速フル回転です。
10分と待たずに順番が巡ってきました。
香港では相席が当たり前のよう。問答無用で地元の2人組が食事しているテーブルに案内されました。
後から入店する人達も容赦なく相席。
常に満席でした。
麥文記麵家の「麥」は麦の異体字
麥文記でマクマンキーと読むみたい。
香港グルメの麺類でワンタン麺、牛肉麺、と並んで地元では親しまれている撈麺(ローミン)という麺料理があります。
簡単に言えば香港式の汁なし麺のような感じ。
既に雲呑麺は麥奀雲吞面世家で食べたのでここでは違う趣向のものを。
そういえば同行者が食べていた蝦子撈麺が気になったのでメニューを指さして注文。
撈麺(ローミン)に大量のエビの卵がまぶされていて
このふりかけのゆかりみたいなのが乾燥させたエビの卵です。
よく混ぜて食します。
凝縮されたうま味がハンパねぇ。
エビが、エビが大群で押し寄せてきます。
#麥文記麵家#雲呑麺 は前日食べたので乾燥した海老の卵をふりかけた麺。スープ付き。
— 鹿 (@shikachannel_jp) November 8, 2023
45香港ドル(約900円)
スープは店外のバケツから補充するスタイルでやらせて貰ってます。
並んだけど美味しかった。
日本では未経験の麺の食感。#香港グルメ #香港旅行#旺角 #HongKong@HKTB_JP pic.twitter.com/19FLph36qF
エビはからすみのような食感。
明太子パスタの明太子が乾燥した版とでも言えば例えになるかな?
知らんけど。
麺も独特の食感でうまかったです。
コシの効いたシコシコという表現よりサクサクとプツプツの間くらいかな。
雲呑麺もそうだけどこの麺、ハマりそう。
まぁお土産で乾麺を買ったんですけどね。
同じテーブルだった地元の人も撈麺を注文していて、付け合わせのスープに麺を浸して食べてました。
日本でよく見るつけ麺スタイル。
私も真似して食べてみたのですがソレはソレで美味。
雲呑麺の雲呑がないバージョンですがエビの卵がスープに溶けて味変になります。
これから香港旅行を計画している方がいらっしゃれば参考にしておくんなまし。
つづく
香港旅行記2023:尖沙咀駅からのホテルへの道のり - 鹿チャンネル