大阪で食べ歩きをしてきました。
少し前から気になっていたお店、難波の一芳亭さんに突撃。
しゅうまい(シュウマイ) 大阪 難波 一芳亭本店
ここの看板、中華料理ではなく華風料理となっています。
華風料理って何?と思いググってみますが検索結果は一芳亭に関する内容ばかり。
独自のジャンルを確立したということなのでしょうかね。
お目当ては1日平均7~8千個を売り上げるという名物のしゅうまい。
(※お店の表記によると「焼売」ではなく「しゅうまい」)
少し前にテレビ取材を受けて注目されたらしいのですが歴史は古く昭和8年創業で、かの文豪 池波正太郎氏も著書の中で
荒けずりなようでいてデリケートな味。
家庭の惣菜のように見えて専門家のみにゆるされた品格が到底、まねのできるものではないことを感じさせる。
と称賛する程のしゅうまいなんだとか。
前置きはこの辺にして本題です。
お店到着時はテイクアウトのしゅうまいを待つ人達の行列ができていました。
てっきり入店待ちだと勘違いして私も列に並びましたがどうも様子がおかしいので店内を除くと「空いてるよ~」と促されて2階席へ案内して貰いました。
満席で多くの方が食事されていたので店内全景は撮影できませんでしたが家庭的な食堂、中華料理屋さんと言った感じ。
私のお目当てはやっぱりしゅうまい
そして芋焼酎の水割り。
しゅうまい1人前5個入りで税込330円+焼酎税込350円
「黄色い皮」
一芳亭では、小麦粉で作られた普通の皮で包むのではなく、手製の薄焼き卵で作った皮でひとつひとつ丁寧に包んでおります。
戦後、小麦粉が手に入らず、薄焼き卵を代用したのが始まりで今でもその製法でしゅうまいを作っております。
中の具は、豚ミンチ肉、エビ、タマネギのみじん切りを塩、コショウ、しゅうゆなどで味付けし、片栗粉でつないだもので、至ってシンプルです。ただ、こだわりとして、やわらかな甘みを出すために淡路島産のタマネギを使っています。豚肉とえび、タマネギをこの薄焼卵の皮で包んだしゅうまいは、当店自慢の逸品です。1日平均7~8千個を売り上げるしゅうまいは、40年前に持ち帰り販売も始め、ほぼ毎日完売します!!! ふんわり柔らかくジューシーな、大阪名物一芳亭本店のしゅうまいを是非ご賞味下さい。
最初は何も付けずそのまま食します。
凄い、、、美味い!
ありきたりの表現ですがフワフワ食感。
本当に片栗粉(つなぎ)使ってるの?と感じるくらい柔らかい食感。
豚肉の旨味と玉ねぎの食感、甘みが相まって最高に美味。
海老の風味は探し当てれませんでした。
で、皮の代わりの薄焼き卵も薄く均一の厚みで焼かれていてきめ細かい食感で餡と調和がとれています。
すんごい軽やか。
何個でも食べれちゃいそう。
という事でしゅうまい1人前と焼酎を追加注文。
ここからはカラシ醤油でいただきます。
これはこれで美味なんですよね。
カラシの酸味と醤油のコクが豚肉とよく合うんです。
もう一皿追加しようかと悩みましたが食べ歩きなので胃袋のスペースは空けておかなくてはなりません。
私の中でしゅうまい感が覆りました。
ここ、超絶おすすめです。