鹿チャンネル

旅行好き食いしん坊の鹿と申します。

タイガー餃子の魅惑

宿へと帰る京都の夜道、一際目立つ黄色い看板。


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タイガー餃子会館
なんだろう?
ちょっと覗いてみようと様子を伺うとタイミングよく扉が開いてお店のスタッフが
「スイマセン、今、満席なんですぅ」
と申し訳なさそうにお詫びをするのですが誰も入るとは言ってません。
なんだか告白する前にフラれたみたいで嫌な感じ。
でもタイガーな餃子?が気になる。
この盛況ぶりも余計気になる。
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よし、ここにしよう。ということで暫しウェイティング。
15分ほど経って先客が支払いを行っている時に
「お待たせしました。」
とカウンターに案内されました。
店内は活況を呈した街の中華料理店。次々にオーダーが入り鍋を回す音がリズミカル。
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客層は地元のOLっぽい人達や外国人、家族連れ。
色んなグループが入り乱れています。おぉ~、タイガー(←なにが?)

先ずは飲み物から。ドリンクメニューを斜め読みしていて「ん?」
タイガーハイボール?
ここにもタイガー。
これは注文するしかないですよね。タイガーハイボールの正体を突き止めないといけません。ワシントン条約で禁止されているヤバいものが入っているかも知れませんからね。
さぁ、やってきました。ヤバいかも知れないタイガーハイボール。
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うわぁ、この危険なタイガー色。いよいよヤバいヤツかも知れません。
恐る恐る、でも思い切って一気飲み。

えっ?う、美味いやん。
何だこの味は?最初の印象はデカビタCみたいな風味。
そして甘みの奥に喉を引っかくニッキ水のような辛さ。
謎です。タイガーハイボールの含有物が分かりません。
降参です、お店の方に確認しましたところ、ウイスキーを辛口ジンジャーエールとウコンの力で割ったモノという説明。
この辛みは生姜だったのですね。そして謎のタイガー色の正体はウコンの力。
特にヤバいモノは入っていなかったのでWWFへの報告は不要のようです。

さて、安心したところで食べ物です。
当店おすすめというぷっくり餃子をオーダー。
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この餃子一つのサイズの大きい事。具がパンパン。
普通の餃子の2倍はあろうかという存在感。
一口かぶりつくと凄い勢いで肉汁が飛び出してきます。
皮は若干厚めでモチモチ感がありますがカリっと焼き上げられて胃にズッシリきます。
具材も味もオーソドックスですがしっかりとした味付けで餃子のタレがなくても十分美味しい。春雨のプチプチした食感もグー。
この餃子は酢で食べてもサッパリしてイケてます。

続いてのオーダーは坦々麻辣餃子(たんたんまーらーぎょうざ)
こんな感じでザツに盛られるのは店内のガヤガヤした感じと統一感を持たせる為の演出でしょうか。
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フーフーしながらパクリ。
茹で餃子にタップリの香味ソースがかかっています。
花椒と唐辛子が舌をヒリヒリと痺れさせてくれる刺激的な辛さ。
汗が噴き出てきます。ナッツの食感も良いアクセントになります。
麻辣の刺激が強烈でもはや餃子の味はよく感知できません。
ヒーハー!

汗とハイボールのお代わりが止まりません。
汗だくになりながら餃子と格闘して無事完食。
なかなかタイガーな夕食でした。
kiwa-group.co.jp


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