前編からのつづきです。
エレベーターで客室階に到着。エレベーターホールはこんな感じで至ってシンプル。
部屋への廊下はシェアハウスというかアパートのよう。
さて室内です。先ずはTwitterでアップした動画をどうぞ。
モクシー大阪の室内を記録した動画です。
— 鹿 (@shikachannel_jp) 2017年11月13日
ブログの「モクシー大阪本町に宿泊してきました、という話し。」の後編でも改めてご紹介します。#モクシー大阪本町 pic.twitter.com/wFhdVmZtV5
続いて画像で。
部屋に入るとこんな光景が飛び込んできます。
バゲージラックや椅子、テーブルが壁掛けの状態でセットされています。必要に応じて自分で準備して使えということでしょう。その分スペースの節約にもなっているのだと思います。最初から置いてあるのはこの折りたためない椅子のみです。
因みに窓もありません。窓らしきものは画像中央のカーテン奥にありますが、すりガラスですし開閉不可ですので景色は見れませんし外気も取り込めません。
壁掛けのテーブルと椅子を配置してみるとこんな感じになります。ノートPCを広げて作業する程度なら十分な大きさ。
続いてウェットエリア
そうそうコレ↑。部屋に入ってすぐにこのウェットエリアがありますが床の高さが客室の床と同じなのでキチンと扉を閉めてシャワーを浴びないと部屋の外の廊下までびしょ濡れになるでしょう。
ベッドサイドにはこんなシャレオツなアイテム。
折り畳み椅子はオットマンとして利用。
そして客室には以下のものがありません。
- セーフティーボックス
- 冷蔵庫
- 電気ポット
- インスタントコーヒー・紅茶類
- バスローブ・パジャマ
- 室内スリッパ
既に宿泊済みの先輩方のブログ等を拝見していたので予備知識はありましたがまさか室内スリッパまで無いとは油断していました。
ホテルスタッフの話しでは
「ミレニアル世代に的を絞り必要最低限のものだけ揃えました。」
と。
「へぇ~、そうなんですね~」
とか返事しつつ部屋に戻ってマッハでミレニアル世代をググります。
《millennialは、千年紀の、の意》米国で、2000年代に成人あるいは社会人になる世代。1980年代から2000年代初頭までに生まれた人をいうことが多く、ベビーブーマーの子世代にあたるY世代やデジタルネイティブと呼ばれる世代と重なる。インターネットが普及した環境で育った最初の世代で、情報リテラシーに優れ、自己中心的であるが、他者の多様な価値観を受け入れ、仲間とのつながりを大切にする傾向があるとされる。M世代。新世紀世代。ミレニアルズ。
ふむふむ。ってことは、わたくし鹿は世紀末に成人を迎えましたのでギリギリ滑り込みセーフでミレニアル世代?。
え?厚かましい?スイマセン。あっ、齢がバレちゃいました。
実際に泊まってみて感じたことですがこのホテルのコンセプトを理解していればアリだと思います。
でも私が経験している出張でのシーンとこのホテルを重ねて考えてみた場合、まずホテルにチェックインして荷物を置いて訪問先なり指定された会議場等に向かう。セキュリティーボックスが無いとちょっと困るなぁ。
夜は同僚と、場合によっては取引先と会食なんかをしてホテルに帰って来る。シャワー浴びてから
「え?パジャマないの?スーツと替えのYシャツしか持ってないし!」
「え?スリッパもないの?シャワー浴びたのにまた革靴履けって?。室内といえども流石に素足は。。。」
「飲み物買ってきたから冷蔵庫に入れとこ~っと。え?冷蔵庫ないの?」
朝起きて
「目覚めのコーヒーを。え?インスタントコーヒーも電気ポットもなし?」
ってなるかも知れません、ガチで出張の場合。実体験を経ての感想は(私は)出張ではモクシーを選ばないでしょう。
モクシーの特徴を知った上でならホテルの滞在中も「他者の多様な価値観を受け入れ、仲間とのつながりを大切にする傾向があるとされる。」ミレニアル達には歓迎されるのかな。寧ろモクシーのコンセプトやホテルでの過ごし方も楽しみ、目的の一つとして。
たしかに友人との旅行で日中は観光して夜はモクシーのBARで飲み喰いしながら話し込んだり、BARで違うルグープと交流を持てたり、スタッフとおしゃべりしたりというのは楽しいかも。なんと言ってもホテルのレセプションを兼ねたBARや、BAR周辺のフリースペースが特徴的でウリなんでしょう。
価格は私が宿泊した日はサ税込で13,000円代。マリオットのエリート向けのラウンジや朝食サービスも無しとなれば本当にこのホテルをどう使うかで価値が全く変わってくるんだと思います。
そんな感想を抱いたオヤジ世代のモクシー宿泊記でした。
おわり