モクシー大阪本町にチェックインした後は荷物を置いて夕食を摂りに出かけました。周辺をウロウロしながら井之頭五郎さんのようにアレコレなやみます。大阪市の中央公会堂近辺まで歩きましたが結局これといったお店が見つからずホテル近辺まで戻ってきました。まぁ特段なにが食べたいというあても無かったのですが。
で、結果ここにしました。
店を覗くと幾つかのグループが宴会をしています。場違いかなと思って立ち去ろうとすると店内から扉があいて
「何人?いけるよ」
と片言の日本語で案内されましたので折角だし入店しました。ホテルからは5分程度の距離です。
テーブル席は団体さんで賑わっていたので私は一人でカウンター席へ。席に着くなり微妙な日本語でオーダーを確認されましたので慌てて目についたコレをリクエストしました。本来2名から受け付るメニューらしいのですが今回は私一人でもOKとの事でした。
「とくべちゅだよ~」
と。ありがとうございます。
でね、このビジネスパックのコスパといったら凄い。ホントに税抜き880円でビールと蒸し鳥、ザーサイキュウリ
焼き餃子
麻婆豆腐
が付きます。大事なことですので2度言いますがこれで880円+税。
肝心のお味です。蒸し鳥はモモ。軟らかくてジュース。鶏を覆う葱ソースの塩加減も良い塩梅!
ザーサイキュウリもシャキシャキで美味。簡単な料理ですが前菜として100点満点でした。
餃子はすすめられた通りタレなしで頂きましたが挽肉にはしっかりと下味が付いていてタレなし正解です。
唯一残念だったのが麻婆豆腐。ちょっと調味料の分量間違えたかな?という辛さ。辛さって豆板醤の辛さじゃなくて塩辛さ?。中国人ママさんには言えませんでした。小心者でスイマセン。
1杯目のビールを飲み終えたので紹興酒を熱燗でオーダー。そしたら中国人ママさんが
「中華料理好きなの?よく食べるの?中国行ったことあるの?」
と質問攻めに。
なんでも紹興酒を燗で頼む客なんてあまりいないそうで嬉しかったのだとか。何がツボったのかは不明ですがそれからずっと私の隣で話し相手になってくれました。
因みに紹興酒の熱燗は白鶴の一合徳利で出てきます。日中友好?
ビジネスパックのメニューは出尽くしたので追加で単品メニューを注文。
もつのピリ辛山椒炒め。これも大ヒット!玉ねぎ、人参、ピーマン、筍がモツと一緒に炒められています。山椒の良い香りが食欲を刺激します。白いご飯が欲しくなる料理は基本合格。
猫舌の私は少し冷ましてから小籠包を頂きます。コレも肉汁プッシャーが良し、美味。小籠包を口に含んで挽肉と肉汁をハフハフしながら紹興酒で追いかけます。
お腹いっぱい。お会計は3,000円ちょっと。お店の外に出てからクレジットカードのシールに気付きましたがカードもOKなのかな?
ママさん曰く
「パパさん(調理担当でママさんのご主人)のお爺さんは中国の北京飯店で総料理長をしてたね。」
とのこと。私は中国に行った事がありませんが北京飯店って日本でいう飲食店じゃなくてあの高級ホテルの北京飯店のことですよね?。だったら凄い!
総料理長をしてたのは調理担当のパパさんじゃなくてパパさんのお爺さんなの話しなのでこのお店の味と北京飯店、総料理長云々はあまり関係がありませんが家庭的な中華料理で大変美味しかったです。