鹿チャンネル

旅行好き食いしん坊の鹿と申します。

【読書】占い信じますか? 物語のような占い本が面白かった!おすすめです

こんにちは 鹿@shikachannel_jpです。


そろそろ来年の手帳も買わないとなぁと思いながら書店をウロウロしていると面白そうな書籍が目に留まりました。

ちょっと失礼して立ち読みしてみると昨年(2021年)はどーのこーの、昨年を引き継いで今年(2022年)はあーだこーだ、そして来年(2023年)はなんちゃらかんちゃら。
ネタバレになるので内容の詳細は控えますが3年間がパッケージになった小説のような、というか物語のような展開の占い本で面白いなと思って購入。


プロローグでは恐らく各星座に縁のある主人公が登場する短編小説のような感じでスタートします。
恐らくと断ったのは12星座全てのバージョンを確認した訳ではないので短編小説調の部分が共通なのか星座毎で内容が異なるのか分かりません。
私は自分の魚座版を読んでいても短編小説部分はピンとこなかったなぁ。


そもそも私は占い等という類いのものには懐疑的。
血液型とか星座とか、人間が4種類なり12種類のジャンルに分類できる訳がないし、思考や行動パターンも4種類や12種類どころじゃなく無限だと思っています。
著者の石井ひかり氏も

どんなに愛好者の人口が増えても、「占い」は「オカルト」です。
決して、胸を張って堂々と大通りを闊歩できるようなジャンルではありません。
むしろ、こっそり、ひそやかに、「秘密のヴェール」に守られて楽しんでこその「占い」ではないでしょうか、という気もします。

と述べられています。
今回は読み物として面白そうだったのでつい購入しちゃいましたが占いに懐疑的な私でも「オカルトだ」とまでは思いません。
宗教(←健全なw)のように拠り所にしている人にとっては必要だけど、なくても平気な人にとってはどーでも良い存在なのかと。

あと一つ付け加えるならドライに自分(私)を論評というか解説してくれる存在。
既に交流がある人同士が相手を評価する時って職場での立場の違いや、学校の先輩後輩とか好きとか嫌いとか、色んな関係性や主観を経るのでどことなくバイアスがかかっているように思うんですよね。
気が合う人同士でもちょっと「ん?」という評価をされた側は
「あっ、そういう所あるかも~」
とか言って無理矢理話しを合わせてるシーンに出くわすと下手なプロレスを見ているようでむず痒くなって、ご苦労様とか思ってしまうひねくれ者の私ですw
だから占い本って、当然ですが著者は私の事をしらないので余計なバイアス抜きで私を解説してくれてるような気がするんです。

もちろん言いなりにはなりませんし、まったく見当外れな内容もありますが、自分の扱い方というか自分の未来について自分が知らない人が一生懸命執筆してくれている姿を想像すると面白いなぁ、と思いつつ、当の本人としてはどこか「ありがとう」という気持ちも抱きつつ読みふけった、という次第です。


これ、意中の人やパートナーを理解するための参考書としても役立つかも。
秋の夜長の読書にオススメです。


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