ちょっと愚痴を聞いて下さい。
ANAの航空券と対応についてです。
7月某日熊本の葦北郡を訪問する予定で航空券を購入しました。
しかしご存じの豪雨災害で訪問先も浸水。
訪問を取りやめる事にしたため電話で航空券のキャンセルを依頼。
私の都合によるキャンセルなら手数料と航空券代金の60%が差し引かれても納得できますし文句も言いません。
でも今回は自然災害、そして訪問先の被災という事情を鑑みてキャンセル料金の免除について何とか融通が効かないか相談。
するとANAは
「搭乗予定日から30日以内に罹災証明書を入手してANA側に送って頂ければ航空券の全額返金が可能」
とのこと。
早速現地自治体に罹災証明書の発行について確認。
罹災証明書発行には以下の条件があるそうです。
- 現地に住所のある人宛てにしか罹災証明は発行できない。
- 発行申請を受理してから自治体職員が1軒1軒住居家屋へ赴いて被災状況の査定を行う。条件を満たしていれば罹災証明書を発行。
という説明で相当数の家屋が被災しているので
「罹災証明書の発行までかなりの時間がかかる。」
との事でした。
訪問先の人は住宅が水没したので他のエリアへ避難中。
この状況を鑑みると非難している方に
「罹災証明書が欲しいから元の居住地域へ戻って最寄りの役場へ行って証明書発行の手続きしてきて。」
って言わないといけませんが、そんなこと言える訳ないでしょ。
それでもANAはかたくなに罹災証明書、罹災証明書って連呼します。
「その非難している方に罹災証明書を取得して貰いお客様(私)に送って貰うしか方法はございません。」
と。
ANAは熊本が被災していることを知らないのかな。
テレビで流れている状況はフェイクだとでも思っているのかな?
「証明」しなくちゃ分からないこと?
何度も相手(訪問する予定だった方)の状況を説明したのですが罹災証明書が必要、現地の被災した人に罹災証明を取りに行かせろと。
何を疑って「証明しろ」というのでしょう。
葦北郡も被害は甚大。
多くの家屋が浸水被害を被っているのでどの家庭でも必然的に罹災証明書の発行をするだろうという事も考えられますが今は水害で使えなくなった家具の搬出や処分、泥のかき出し等に追われていらっしゃいます。
私の30日以内という都合で
「早く証明書貰って下さい。いつになりますか?いつ頃こちらへ送って貰えますか?」
などと催促できません。
と言うことで被災地の手を煩わせたくなかったのでキャンセル料は諦めました。
冒頭にも書きましたが私の都合でキャンセルしたなら文句も言いませんよ。
愚痴だけ言わして下さい。