3月14日のダイヤ変更に合わせてデビューした近鉄の新型特急80000系ひのとりに乗車しました。
結論から言いますね。
控えめに言って最高です。素晴らし!
これ、控えめに言ってるんですよ。
ネーミングについて
「ひのとり」という名称は、先進的でスピード感ある車体フォルム、深い艶感のあるメタリックレッドといった外観デザインに加え、ゆったりとした空間や上質なサービスを提供する気品ある車両のイメージを、翼を大きく広げて飛翔する「ひのとり」に重ね合わせて命名しました。
https://www.kintetsu.co.jp/senden/hinotori/about/index.htmlから引用
ダイヤと運賃
大阪難波発と名古屋発は夫々共に6本ずつ。
しかし平日と土休日とで発車時間が異なりますのでひのとり乗車を狙う場合は乗車日が平日or土休日かで発時刻をチェケラする必要があります。
プレミアム車両とレギュラー車両で運賃が違いますのでこれも要確認です。
最長区間の大阪難波-名古屋間で前者が¥5,240、後者は¥4,540。
そうです。
新幹線のグリーン車と一般車程の差がないんです。
普通運賃+特急料金+特別車両料金(¥900or¥200)なので700円の差という事ですね。
プレミアム車両は6号車(8号車)と1号車の2両だけ。
先頭と最後尾車両にしかありませんので座席確保の競争率はなかなか高め。
車内環境
この日は夕方から出張で名古屋へ行くスケジュールでした。
大阪難波から乗車したかったのですが他の用件で近くまで来ていたので奈良県の大和八木駅からの乗車となりました。
運よくプレミアムシートが2席残っていたのでリー即ツモでゲット。
いよいよ出発時刻が迫ってきました。
傾きかけた陽に照らされながら赤いメタリックな車両がホームに滑り込んできました。
カッコいい~!
空では赤組だから?という事はありませんがこの艶やかな赤色は好き。
ネーミング&コンセプトともしっかり合致していると思います。
さて乗車です。
ひのとりの編成は8両と6両がありますが私が乗車したのは6両ver。
デッキはこんな感じ。
多機能トイレ。
カフェススポット
ひきたてコーヒーやお菓子が販売されています。
このスペース、コーヒーの香りが漂っていて購買意欲を刺激します。
乗車前にコンビニで飲み物買ったのは失敗でした。
荷物用のロッカー。
中型までのキャリーケースも余裕で入りそうな大きさ。
そしてこの扉の向こうがプレミアム車両です。
この車両はハイデッカー仕様になっています。
じゃーん。
クリーム色の本革シートです。
パッと見はJALの国内線ファーストクラスシート(B777/B767)に似ています。
まだまだデビュー仕立ての新造車両なので真新しい香りも漂っています。
皮張りシートの匂いかな?新鮮さがあって良い感じ。
名古屋駅(地下)に到着してから撮影したので少し暗いですね。
そして今回は利用しませんでしたがデッキ部分にはベンチスペースもあります。
6両編成だと2ヶ所、8両編成だと3ヶ所設置されています。
座席周辺機能
まずはこのシートピッチ。
私の短い足でも広々。あれ、日本語が少し変
LEDパネル
このコントロールボタンで座席のリクライニングを調整します。
腰の部分にはヒーターも完備。
電動フットレストを最大限上げた状態
ドリンクホルダー
ダイニングテーブル
少し見辛いですが全席ここにコンセントがあります。
最後に
私の隣以外は満席だったので車内全景を撮影することが出来ませんでしたが凄く豪華でスタイリッシュで機能的な空間。
座席は快適過ぎて文句なし。
ホント、包み込まれるような、体とシートが一体化しているような感覚。
一杯飲んだ後ならすぐに寝落ちしちゃうこと間違いなしの座席です。
移動時間を、最上のくつろぎの時間へ。
という構想通り洗練された電車です。
名阪区間は新幹線と争っているという路線ですので近鉄の力の入れようがよく分かります。
今後の名古屋への出張も楽しみになります。
素晴らしい電車ですので大阪にお住まいの方もたまには違うコースで名古屋へ(その逆も)出向かれては如何でしょうか?(決して近鉄のステマではありませんよw)