珍しく読書ネタ。
折角本を読んでも数日、数週間後、読んだ本の事を思い出して
「あれ?あの本に何が書いてあったっけ?要点は何だったっけ?」
と思う事が多くなってきて
「あれ?私ってアルツ〇イマー?」
と心配になったり
「そもそもお金を出して本を読んでも内容が記憶に残ってなければ勿体ないよな」
なんてことも感じるようになってきたので私自身の読書の目的と読書法を疑問視するようになってきました。
ある本には「ただ読破するだけでなく人に説明するつもりで本を読み進めると記憶に残りやすい」という内容のことが書いてあったので自分用の読書メモとしてブログに記しておこうと思います。
書籍概要
タイトル | ブチ抜く力 (日本語) |
書籍タイプ | 単行本(ソフトカバー) |
出版社 | 扶桑社 (2019/3/2) |
著者 | 与沢翼 |
ポイント
私がこの本のポイントだと感じたのは「ぶち抜く」と「センターピン」。
前者は本のタイトルにも含まれています。
「ぶち抜く」は簡単に言えば自分で調べて、自分で本質を見つけ、自分で納得がいくまで徹底的にやる!ということだと思います。
しかも彼は徹底的にやる期間を設けていて「3週間」だそうです。
彼(の環境)だから可能だという条件もありますしそれは彼自身も書籍内で言っています。
でも環境や条件は人それぞれですが普段の仕事や趣味、健康管理などでどれだけ「ぶち抜く」ことに挑戦しているかな?と自問すると私はかなり自分に甘い性格。
彼の経験談や動機から「ぶち抜く」ためのモチベーションが語られていて参考にできそう。
そして「センターピン」。
センターピンはボーリングのピンらしい。
その1本を倒すことで後ろの9本も同時に全て倒せる。その1本が本質、つまりセンターピンという事らしい。
やみくもに「ぶち抜く」んじゃなくて準備の段階でセンターピン、彼のいう「本質」を自分で探す、設定する。
「自分で」というのは人は自分の環境や立ち位置によって物事の見え方が違う。
人にとっての本質と自分にとっての本質は異なるから人の話しを鵜呑みにするのではなく「自分で」という部分に拘るのだとか。ほほぅ。
それからいよいよ「ぶち抜く」スイッチをオンにする。こんな感じかな。
投資対象を探す場合も世間の噂に流される、人の誘いに乗るんじゃなくて自分で徹底的に調べ、勉強する中で世間がまだ発見していない本質を見つける事ができるのだとか。
ザっとこんな内容かな。
感想、雑感
与沢翼という人、存在は知っていました。そして世間から嫌われているということも知っていました。
与沢氏に関する私の情報はそんな程度でした。
だからこの本を手にとってみたのかも知れません。
どんな人なんだろう?って感覚で。
目次と後書きをパラパラと立ち読みして面白そうだから買っちゃいました。
世間からの与沢氏に対する印象というのは関西風にいうと「イキってるヤツ」とか「成金」とかそんな感じだと思いますがこの本を通じて得た彼の印象は「結構人間臭い青年だな」ということ。あとは高校中退だけど大検を受けて早稲田に入学するとか結構努力家な一面も。
私はファンでもアンチでもありませんが彼の哲学や行動原理は真似る価値が沢山ありそう。
環境的に無理なこともありますけどね。
投資や不動産に興味がない人でも「ダイエット中!」だという方は必見です。