鹿チャンネル

旅行好き食いしん坊の鹿と申します。

ビジネスクラスの様な座席。近鉄の新型特急

たまには鉄分補給ということで鉄道関連の話題です。
関西や一部の東海地方(名古屋、三重県)の方々にはお馴染みの鉄道会社、近畿日本鉄道(以下「近鉄」)が2020年の春から名阪線に新型特急を投入します。
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特急の名称はひのとり
コンセプトは

「ひのとり」という名称は、先進的でスピード感ある車体フォルム、深い艶感のあるメタリックレッドといった外観デザインに加え、ゆったりとした空間や上質なサービスを提供する気品ある車両のイメージを、翼を大きく広げて飛翔する「ひのとり」に重ね合わせて命名しました。

特別サイトも設置されています。
www.kintetsu.co.jp

デラックスカーはまるでJALの国際線ビジネスクラスのシェルフラットシートを思い浮かべる豪華な内装。

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https://www.jal.co.jp/inter/service/business/seat/shellflat.html

現在近鉄の名阪線で主力として活躍しているのはアーバンライナーという車両です。1編成のなかでデラックスカーとレギュラーカーに分かれており前者はJRで謂うところのグリーン車に相当します。
デラックスカーの座席を利用する場合は特急料金と別途デラックス料金が必要です。グリーン料金と同じ考え方ですね。
そして新型特急ひのとりもアーバンライナーと同じくしてデラックスカーとレギュラーカーに分かれているのですが当該列車はデラックスカーを利用する際は勿論のことですが一般席(レギュラーカー)を利用する場合でも特急料金とは別途特別料金が発生します
というのも前出のデラックスカーのみならずレギュラーカー全席にもバックシェル型シートを設置するという気合の入りよう。
座席の前後間隔は近鉄特急の一般車の中では最大となる116cm。
そりゃ座席のピッチを多くとると座席数が減る(満席でも現行車両比で収入減)ので広くて快適な分特別料金なんかも欲しいところでしょうね。さすが大阪商人。

各種メディアも挙って取り上げています。
近鉄新型特急、名称「ひのとり」に 大阪難波―名古屋:朝日新聞デジタル
鉄道ファン萌え燃え…近鉄の新型車両「ひのとり」 座席ゆったり、燃える赤色 - 産経ニュース
近鉄の新型名阪特急「ひのとり」、来年3月デビュー :日本経済新聞

沿線住民としては目を引くニュース。
そしてこれも沿線住民ではお馴染みですが近鉄のダイヤ変更は3月の土休日に行われることが多いというか慣例になりつつあります。
この特急のデビューが2020年3月14日ということでこの日はドンピシャで土曜日。イコールこの日がダイヤ変更の日になるのでしょう。
ジモティーとしては楽しみなニュースです。