ディレイ
福岡へお邪魔する前に福岡在住の取引先の方と「一杯やりましょう」という事で連絡を取り合っていました。
先方の人事異動で現在は業務上のやり取りはありませんがその方とはプライベートでも旅行に行ったりする関係が続いています。
しかし、その方、急な出張で大阪に来られることに。私は大阪から福岡へ。行き違いになってしまいました。まぁそんな事も有るでしょう。
気を取り直して福岡行の最終便の搭乗開始を待ちます。
するとサクララウンジで予期せぬ案内が、、、。
「使用機材の到着遅れで云々」
がーん。
もう、大分いろいろ端折りますが結局60分以上遅れて到着。しかも福岡では沖止めでバス移動。更に時間を浪費します。ある意味、飲む約束がキャンセルになって良かったかも。
こんなに待たせられませんからね。機内Wi-Fiのない機材だったので待たせたあげく離陸後は連絡とれないってのは先方に悪いのは言うまでもありませんが、待たせてる私の精神衛生もよろしくありませんからね。
福岡滞在が短くなったのは癪に障りますが結果オーライという事で。
はじめの一歩
で、前置きが長くなってしまったのですがホテルに荷物を置いて狙っていたお店に着いたのが23時前、ラストオーダーは23:15。
今から別の店を探すのもアレだしこのお店で夕食。
私が目的にしていたのは烏賊とごまさば。
お店を探す条件にしていたのは水槽のある店舗。で色々リサーチしていたのがホテルからも近くて好立地の「はじめの一歩」という海鮮居酒屋。
心待ちにしていた烏賊とごまさばをオーダーするも
「両方とも今日は仕入がありませんでした。」
と。
以前、佐賀の呼子に旅行した際も前日の時化で烏賊に振られた苦い思い出が蘇ります。
「烏賊は残念ですがごまさばの代わりにごまかんぱちならご用意できます。」
との事でかんぱちをお願い。あとおススメをたずねると山芋の唐揚げとのことでソレもお願い。
ほどなくしてオーダーが届きました。
この艶。美味そう!
醤油でもなくポン酢でもなく特性のタレに浸かった鮮度の良いかんぱち。タレというのかツユというのか分かりませんが醤油ベースで味醂や酒を合わせてある感じでほんのり甘い香りが食欲をそそります。
個人的にはこのタレが少し濃く感じましたがごまとネギをかんぱちで巻いて食すとタレの濃さが中和されて良い塩梅でいただくことができます。ビールも進みますよね。
これだけ鮮度の良いかんぱちなら特性タレではなく普通にお刺身として食しても美味でしょう。
因みにですがごまさばという品種の鯖も生息しているそうでここでいうごまさばは郷土料理としての名称を指しています。
ごまさば(鯖)をごまさば(料理)にすることもあるのかな?
ごまかんぱちに感動していると山芋の唐揚げも登場。
ほんのりと薄味をまとってカリっと揚がっていて中身はホクホク、独特の粘り。そしてズッシリくる食べ応え。
これもビールに最適。ギブミービール!
と博多名物を楽しんでいるうちにラストオーダー。
閉店時間も迫って来たので店を後にしました。
さて、このあとどうするか?
ウエスト キャナル前店
なんせ山芋とかんぱちしか食べていないので不完全燃焼。もっと体内に福岡を取り込まないと寝るに寝れませんのでもう一つ気になっていたお店へゴー!
うどんのウエスト。博多っ子なら誰でも知ってる聖地のような存在らしいです。
キャナル前店 | お客様に喜びと感動を - ウエスト
私、テレビ番組の「秘密のケンミンSHOW」が好きでよく見ています。
以前の福岡特集でこのウエストが特集されていて以来、私の中で気になる存在でした。
明日よる9時から #ケンミンショー
— 【公式】秘密のケンミンSHOW (@kenmin_show) 2019年4月24日
福岡熱愛チェーン店!#うどんのウエスト 登場#山内惠介 #羽賀朱音 がすすり上げる!#岩永徹也 も思わず「たまらんばい!」
さらに!
長野県民は #サラダ軍艦 を食べまくり!?
マグロよりも愛されるその秘密とは!?#U字工事 の爆笑栃木弁講座も!
明日よる9時! pic.twitter.com/kOOPgym9Rm
「秘密のケンミンSHOW」福岡ケンミンに愛される“安い・早い・うまい”うどんチェーン店登場! | 福岡のニュース
4月に放送された時からこんな面白そうなお店があるんだと一目惚れ。
チェーン店らしいのですがやっぱり福岡でウエストを体験したいという積年の思いを噛みしめやや前傾姿勢でウエストに向かいます。
一軒目の「はじめの一歩」から至近距離です。
福岡に来たらやっぱもつ鍋でしょう、という事でオーダーしましたが2人分からしか受けれないと。全然大丈夫です。2人分いきましょうよ。
そして清涼飲料水のハイボール、すこし薬品の匂い?は気のせいですよね。
もつ鍋が良い感じに炊けてきたので早速いただきます。
澄んだ一見アッサリのスープと思いきやコクがあって旨し!
もやしより細く刻まれたゴボウの歯ごたえがたまりません。もつ鍋にゴボウがこんなに合うなんて新発見。
このもやし&ごぼうの食感の違いがクセになりそう。主役のモツも臭みなく綺麗でジュージー。良質のあぶらが鍋に溶け出し野菜達をコーティングしていきます。私の顔面もギトギト、油田状態です。
シメはうどんを追加注文。
コシというより弾力があってシコシコとモチモチの間。シモシモって感じかな、まぁいいか。
カウンターは調味料や薬味も充実。
唐辛子でピリ辛うどんにして食したり
ねぎと天かすをトッピングしてみたり
そのまま素うどん風に食してみたり
ひつまぶし風の食べ方が可能です。
いい、ココ最高です。
ウエストにハマりました。
いいオッサンがカウンターで唇ギラギラにしながら1人でもつ鍋やうどんをつつく光景は異様だったかも知れませんがそんな私を受け入れてくれる福岡も好きw
素敵な時間でした。そうそう、カウンターで隣の女性も本読みながら1人うどんしてました。普通の光景なのかな?
私の体内は福岡で満たされました。