京都の某所、会員制の寿司屋でコースを味わってきました。
私は非会員ですが懇意にしている年上友人に連れていって貰いました(代金はちゃんと自分で出してますよw)
お店情報は最後に
店内はこんな感じ。カウンターは5席が最大でこの日は満席でした。基本予約のみです。
このお店、個別のメニューはなくコース一択。全員同時に食事が始まりますので時間厳守です。
職人さんが出す順番通りに粛々を寿司をいただきます。
所謂寡黙で頑固な職人さんが握る寿司屋という雰囲気ではなく、気さくでお話しの楽しい職人さんでした。まだお若いのにこの店舗を任されていて凄いです。
さて、順番に思い出してみます。
白魚の黄身醤油。つるんと光沢のある白魚から鮮度の良さが伺えます。
食感、のど越しも申し分なく卵黄と相まって美味。これから始まるコースの内容を期待させてくれる一品。
真鯛にカラスミがアクセントとなっていて美味。
握りの右側に見えるのがこの店オリジナルの生姜とごぼうガリ。ごぼうの食感最高。コレだけで立派な肴になります。
こはだ。酢の加減が少し強めで私はこれくらいの塩梅が好み。
ここいらで日本酒
栃木は小林酒造の鳳凰美田
貝フェチ好きの私をうならす赤貝。
サーモン
鮪ほほにく。包丁が入っていて厚みがあるのに口のなかで解ける軽やかさ。美味
キンメダイ
えび。肉厚で尋常ではない甘みが押し寄せてきます。
かますは炙り
こんな感じになります。
さより。まるで貴婦人。生姜との相性も抜群。透き通った身と光り輝く皮をまとったこの魚から春の訪れを感じます。
トロたく。これ凄いでしょ。シャリなしで100%トロで沢庵を巻くというバチが当たりそうな贅沢巻き物。
こんな感じに仕上がります。これ、超ド級に美味でした。
ホタルイカ。爆発しそうなほど身がパンパン。
はまち
茶碗蒸しのON THEアオサが良し。磯の香りが漂ってきそうです。
うに
からの~、手乗り雲丹
のどぐろの炙り。パチパチと脂が弾けるのがわかります。
脂が乗っててこれまた美味。
煮はまぐり。なんという大きさ。
煮汁を煮詰めた甘みが濃厚で噛むほどに広がる貝の旨みが凝縮されています。
たまご
そして最後はスペシャルな巻きずし
これまでのコースで使われたネタをぎゅっと巻き物に凝縮します。
コースの復習みたいな感じ。
いくらとからすみをトッピングして完成。ちなみにいくらはオプションだそうで私を誘ってくれた友人のリクエストです。
いやぁ、至福のひとときでした。
京都の某所、会員制のお寿司屋さんでこれだけ食べてお酒も飲んで1諭吉で少しお釣りが出ます。
誘ってくれた友人に感謝すると共に少し大人になった(すでにオッサンですが)気分を味わえました。
鮨 ざこや
連絡先非公開ですがFacebookのアカウントがあります。
https://www.facebook.com/shiki.zacoya/
今回は会員の同伴として入店できたのですが食事を終えて退店する際、職人さんから名刺を頂き
「次回からは同伴じゃなくてもここに連絡下さればお食事して頂けますよ」
とのこと。
晴て会員にして頂いたのかな?
素敵な一夜でした。
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