2015年9月に惜しまれながらもホテルオークラ東京の旧本館が営業を終了したのは記憶に新しいところ。
日本では元祖ホテル御三家と称された老舗の超名門ホテル。日本の政財界に愛されテレビ番組やニュースでもよく目にすることが多かったですね。国際会議の舞台となったり海外の要人やセレブにも愛され世界的知名度の高いホテルでした。
下で紹介している動画の中でインタビューに答える方も言っておられるように「格の高い」「憧れのホテル」などと言わしめる日本では知らない人がいないのではないかというくらい有名なホテルだったんですね。
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ホテルオークラ東京、旧本館の営業終了を振り返る
こんな動画を見ていると旧本館が営業を終えた当時の記憶がよみがえります。
ホテルオークラ東京に初宿泊
ダラダラと能書きをタレつつこのホテルに宿泊したことが無かった私。
いつかは泊まりたいと思いながらも会員であるホテルプログラムに縛られ、なかなかその機会が訪れなかった、というか機会を作ろうとしなかったのですが、そうこうしているうちに新しい本館の開業日が発表されました。
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旧本館には宿泊できませんでしたが新本館ができる前に元祖ホテルオークラ東京の雰囲気を味わっておきたいとの動機から今回の宿泊先にこのホテルを選びました。
今回宿泊したのはSOUTH WINGと呼ばれる別館。
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旧本館の開業が1962年、その11年後の1973年に開業したのが今回宿泊した別館。旧本館より高層の建物で最上階は12階となっています。
2015年9月からは旧本館が建て替え工事による閉館に伴い別館がホテルオークラ東京として単独で営業しています。ですのでこの別館が現在の仮本館といってもいいのでは?と個人的には思ったりします。
客室
前置きが長くなってしまいましたがいよいよ宿泊記です。
この日はタクシーで別館の正面エントランスへ到着。
ホテルのスタッフが車のドアを開けてくれ、荷物を預かってくれます。この瞬間って何度味わっても良いですね。ホテルに来た、迎えられてると実感するひと時。
フロントでチェックインを済ませてベルの女性に案内されながら客室へ向かいます。
部屋のカードキーが接触不良で使用できないというアクシデントに見舞われましたが他のスタッフが代替のカードキーを届けに来るまで会話が途切れないように気を配ってくれたり接客が自然で好印象。
スタンダードダブル
新しいカードキーで入室。この日のルームタイプはスタンダードダブル。
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間取はこんな感じです。
広さ | 33m2 |
ベッド | 160~180×215cm 1台 |
これで33㎡。なんだかもっと広く感じます。
収納、その他
入口のすぐ左手に収納と冷蔵庫、ミニバー。
このような照明のスイッチに歴史を感じます。流石クラッシックホテル!
ウェットエリアとバスアメニティー
このアメニティーはブランドを確認するのを忘れてました。
石鹸は頂いて帰って自宅の洋服ダンスの中に入れています。まろやかな香りが衣類に馴染んで気分がアガリますw
ホテルのタオルは分厚くて少し重たいくらいが好みです。
ここのタオル達も鹿のタイプでしたw
ベッドスペース、ワークデスク
写真を撮った確度(位置)によってシーツの色が異なって見えますが室内は暖色系の照明でクラッシックな内装とよくマッチしています。
シーツはパリっと張られていて、でも肌ざわりは滑らかでゴワゴワ感なし。ぐっすり眠れる仕様になっています。
オークラと言えばこの折り鶴。
出張で札幌と福岡のオークラにも宿泊した経験がありますがその時も折り鶴はありました。
当時はホテルステイの魅力に目覚めていなかったので客室内を注意深く観察するようなことは有りませんでしたが織り鶴のさり気ない存在感は記憶に残っていています。
ベッドサイドテーブルにあるスイッチやボタンを確認しているとカーテンの開閉が電動だった事に意外な驚き。
#ホテルオークラ東京 のカーテンが電動って意外だった。 pic.twitter.com/1BhmH72szU
— 鹿 (@shikachannel_jp) 2018年11月19日
何故だろう?今まで電動カーテンに出会った記憶がない。それは私が泊まるホテルや客室のグレードが理由だって?はい、すいません。
管内スナップ
客室ウォッチが済んだのでカメラを携えて周辺散策。
その道中でホテル館内を色々と撮影。以下、画像中心で。
来年の新館オープン以降は現在のホテルオークラ東京からThe Okura Tkyoとして建物も名称も新たに生れ変わります。現在のホテルオークラ東京に宿泊するのは今回が初めてであり最後になると思います。The Okura Tkyoに宿泊する機会は、、、分かりませんが今回は思い出に残る貴重な宿泊になりました。
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