新梅田食堂街、大阪へ出たついでに寄ってきました。
shinume.com
「大阪で一番に乾杯が似合う場所」というキャッチコピーが言い得て妙。
でも個人的感覚ですが「大阪はだいたいどこででも乾杯が似合う場所」って印象です。路地裏、ガード下、公園のベンチでオールタイム乾杯です。
さてこの日は平日のランチタイム。フラッとこのエリアに入り込んだもののどこも混雑。そんな中私の足を止めたのがここ。
笑卵
お酒、一品。おぉ、でもまだ早い(飲めない)ですがこの暖簾が良い感じで期待できそう。
なになに、卵が自慢の親子丼かぁ。決定。リー即ツモです。
メニューを選んで食券を買うスタイル。場所柄、しかもランチタイムなので客の回転を考えると納得のシステムですね。
極上親子丼600円をチョイス。税込って安っ!
カウンターから調理行程が見れます。調理も準備も連携がとれてて手際よし。
着席後3分と待たずに私のオーダーが出てきました。
う、美しいビジュアル!とじる用卵と中央鎮座用の生卵。ふんだんに卵が使われてます。ん?この配置、親子丼の上に更に生卵ってことは親子の上に更に子供ソロという重層的な構造?まぁいいか。はよ食べよ。
みそ汁と漬物も付いてくるとは嬉しい誤算。再度ですがこれで税込600円は破格。
丼の構成は鶏肉、玉ねぎ、葱、卵でオーソドックスなTHE親子丼。
ここは割りばしを使わずレンゲでハフハフ言いながら一気にかっ込みます。
やっぱり正解。美味しくない訳がありませんよね。
鶏肉も柔らかくてOK。出汁は鰹節となにやら顆粒のもので作ってる様子が見えましたが醤油の風味と鶏から出た出汁と卵が三位一体となってご飯を頬張りたくなる欲求を加速度的に後押ししてくれます。
後半は中央の生卵をレンゲで割って卵液を決壊させたらほぼ卵かけごはん。あっという間に完食です。
食事中は店員同士の会話でも楽しませて貰った。話しの始まりと流れは不明です。
店員男:「そんなん、ゆーてるまに終わるわ。」(関西でよくつかう比喩。物事が早くあっという間に完結する様を例える)
ちょっとサディスティックで不愛想な感じだけど、どこか愛嬌のある店員女史(←鹿主観):「なんなん(何なん)それ?何をゆーてたら早く終わるん?」
店員男:返答なし。
ここはホンマに大阪の中心だと実感しつつ充足感に満たされ退店。
ココ、おすすめです。そしてリピ決定。
卵使い過ぎて親鳥から恨み買いそうな店「笑卵」からは以上です。