先日京都に出かけてきました。休日前だったのでお値段もそこそこ。でもポイント宿泊に空室がありましたので仮予約。
宿泊料金が値下がりすれば有償に切り替えても良いかなと定期的にウォッチしてました。ポイントで予約した当初はスーペリアルームが¥19,494
宿泊日の3日前にはデラックスガーデンビューが¥18,421で出ていました。
で、結局はポイント宿泊のまま当日を迎えました。12,000ポイント消化。
この日は電車で京都へ。京都駅から市バスで四条河原町へ。そこからはフラフラ観光しながらホテルへ向かいましたが電車の中もバスの中も徒歩の道中も外国人でいっぱいでした。この状況に関西在住の私としては紅葉シーズはとっくに終わり、桜もかなり先なのに見どころは何?と思いつつも京都ブランドの魅力を再認識しながら気付けばホテル着。結構歩きました。
チェックインカウンターは長蛇の列。ここでも外国人(中韓系)で大賑わい。個人的バロメーターですが欧米系5~6人のグループより中韓系2人組の方が賑やかです。
SPGレーンは一人待ち。すぐ私の順番が回ってきました。感じの良い男性スタッフから
「鹿様(←本当は本名ですよ)いつもありがとうございます。本日からポイント利用の1泊でよろしかったですね。」
「和洋折衷タイプのスイートに空室がありますのでご用意しますが、いかがでしょうか?」(後日ホテルのサイトで調べましたら多分この客室だったのだろうと推測)
とアップグレードの提案を受けスタンダードツイン→スイートで喜ばない訳がありません。
「ありがとうございます!」
と即答したのですが、スタッフが端末をカチャカチャしながら険しい表情に変わり
「あれ?スイートの空室が無くなりました。」
と。何だか雲行きが怪しくなってきたゾと思いつつ天国(スイート)からどこまで突き落とされるのだろうと怯えている私の顔を察してか
「純和風ですがもう少し広めのスイートで如何でしょか?」
と改めて提案がありモチのロンで快諾。
「離れになりますのでスタッフがお部屋まで案内しますので掛けてお待ち下さい。」
と促され、最初のスイートより少し広めで純和風で離れ?と反芻するもあまりピンとこず言われるがまま今度は女性のスタッフに連れられて客室へ移動。
ホテルの7階に到着。ここから離れに移動するようですので案内されるがままスタッフの後をついていきます。
ここから外へ出ます。
こんな通路を経て
じゃーん!
「本日のお部屋は可楽庵という和室スイートでございます。」
ぎょ、ぎょぎょー!ですよ。
部屋というより家です。一軒家ですよコレ。
お爺ちゃん、お婆ちゃん今年も来たよ~って光景を思い浮かべます。盆正月GWなんかに親の故郷に帰省してきた感じ。
一通り室内の案内を受けますが戸惑う私に説明する側のスタッフも
「広すぎますよね。分かり辛いですよね。」
と同調してくれました。
それでは客室レポです。
可楽庵
今回は動画も撮ってきたので参考にして下さい。
どうです?私の家、あっ違う、今晩お世話になる部屋。
①の部屋は何もない3畳の部屋。何に使うのでしょう?
②の部屋はテレビと座卓セット
③の部屋が寝室仕様になっていました。可楽庵のサイトでは③の部屋に座卓セットが配置されていますね。そして寝室仕様ですが、ウェスティンと言えばヘンブリーベッド。でも和室なのでヘンブリーふとんだとか。睡眠への拘りは徹底してますね。
心もほどける和の寝心地
ヘブンリーふとん heavenly futon
人間工学に基づいて開発されており、高さ30cm、長さ200cmのしっかりとした厚みとゆったりとした大きさが特徴の3分割5層式フェザー羊毛ふとんです。
適度な硬さや厚みが体をやさしく包み込みます。
ウェスティン都ホテル京都独自で開発したオリジナルのふとんは2007年、正式にウェスティンのブランドアイテムとして認められ、「ヘブンリーふとん」と名づけられました。
レイトチェックアウトも16時までOKでしたのでヘブンリーふとんでゆっくり寝て、遅めの朝食摂って二度寝して風呂に入るという正月休みのようなグータラステイをさせて頂きました。
この可楽庵は部屋数が凄くで障子や押し入れも無数にあります。中には備品収納の為に開かない扉も有りますがとにかく広いという以外の表現が見つかりません。
通常フロアのように隣の客室や室外から人の声が全く聞こえず、ただ風が吹く音、庭木の葉が揺れる音しか聞こえてこないので、うたた寝している間に自分以外の人類が滅びてしまったのかというような不思議な静寂を体験できます。一人ぼっちでの宿泊は「淋しい」、「夜は少々心細い」と感じる方もおられるかも知れません。
私は実家が純和風のオンボロ家屋なのでデジャヴじゃないですがこういう雰囲気にはどことなく免疫というか慣れがあって淋しいというより落ち着くという感覚でした。
奇跡的なアップグレードなので2度目はないだろうと、とことん可楽庵を味わいました。
次回記事では朝食とクラブラウンジをご紹介します。
つづく
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