近畿圏内、名古屋にお住まいの方々には馴染み深い近鉄(近畿日本鉄道株式会社)。総営業距離は私鉄一位の500キロ超えを誇る鉄道会社です。
私も出張、プライベートを問わず頻繁に利用しています。今回チケットレス特急券の変更手続きでちょっと「へぇ~」と感じた事があったので記録しておきます。
チケットレスサービスの概要については以下のURLをご参照下さい。
個人的に嬉しいのは近鉄が発行するクレジットカードに入会しなくて良い。
当該サービス指定のブランドに限られますがクレジットカードさえあればwebで特急券購入、乗車が可能。クレジットカードを増やす必要がないのが嬉しいです。
因みに指定のブランドとは
- VISA
- Master
- JCB
の3つに限られます。クレジットカードを登録したくない、持っていない、という方には積立金サービスというシステムもあります。
近鉄特急積立金サービスについて
近鉄特急積立金サービスは、特急券(特別車両券、個室券等を含む)を購入するための現金をあらかじめ積立てておくことで、インターネット上で特急券の購入ができるサービスです。現金の積立てには、「近鉄特急チケットレス積立金カード」が必要です。
チケットレスサービスについて|近鉄電車 インターネット予約・発売サービス
で、今回、何に対して「へぇ~」と感心したかと言えば乗りたい観光特急があったのでチケットレスサービスで特急券を購入し、お気に入りの座席まで抑えていたのですが予定が入って乗車できなくなりました。
でも近鉄特急のチケットレスサービスは3回まで無料で変更できますので2度の変更を経て先延ばしにしていたのですがやっぱり目当ての観光特急には乗れそうにありません。
ですので別件で出かける時に利用する特急に変更しました。その変更というのがもともと購入済の区間より短距離で差額(お釣り)が生じる変更です。一旦キャンセルして新規で別区間の特急券を購入すると払戻手数料220円+新規の特急料金が生じます。もともと購入していた特急券は720円、変更後の特急券は510円なので220円+510円となります。(注意①)
特急券の払戻し
- ご指定の列車の発車時刻前に限り、特急券発売窓口または、インターネット上で特急券の払戻を行うことができます。この場合、お一人様あたり220円の払戻手数料を差引いた残額をクレジット口座に返金もしくは積立金に加算いたします。
- 特急券発売窓口で払戻しを受ける場合は、登録クレジットカードもしくは積立金カードをご持参頂き、乗車日・予約番号の呈示が必要です。(獲得予定ポイントから減算します。)
チケットレスサービスの場合
- 他料金区間・他の車種への変更も承ります。
- インターネット上で特急券(特別車両券、個室券等も含む)を変更する場合、ご指定の列車の発車時刻前に限り、初回購入日から3ヶ月後の同一日の前日まで、かつ、その時刻において発売できる他の特急券に3回まで変更できます(手数料不要)。
※4月1日に4月10日乗車分の特急券をチケットレスで購入された場合、6月30日発の列車まで、その時刻に発売できる他の特急券に3回まで変更可能です。ただし、4月10日に変更される場合、変更できるのは1ヶ月先の5月10日発の列車までとなります。
しかし私の上記下線注意①の理解は間違っていたのです。
今回は720円の特急券を購入していましたので「他料金区間・他の車種への変更も承ります。」が認められなければ払戻手数料の220円を支払って更に510円の特急券を購入する羽目になったのですが510円の特急券に変更出来て差額分は払い戻されました。
これ、このクレジットカードの明細を見るまで気付かなかったんです。
簡単に纏めます。
差額の生じる特急券の変更は一旦220円の手数料を支払ってキャンセルし、改めて別区間の特急券を購入する。
という間違った理解だったのですが、
変更可能な回数内であれば差額の生じる区間変更であってもキャンセル→改めて購入ではなく、あくまでも変更として処理され差額(お釣り)は帰って来る。
という事です。
僅かな金額ですが個人的には「へぇ~、近鉄いいやん!」と思った次第です。ただ単に私の解釈が間違っていたというだけの話しでもあるのですが。小ネタを長々とスイマセンでした。