所要で京都へ行った際、時間も時間だったので夕食は済ませてから帰ろうと思い立ちフラフラとお店を物色していました。
どことなく「汗をかけ」と天の声が聞こえた気がして、
自分から進んで行動する。一生懸命努力する。という比喩的表現の汗をかくではなく、生理現象としての汗をかこうと思い、そうだ!辛い食べ物!と脳内回路が解決に導いてくれました。
天の声は後付けです。もとから辛い物を食べたかった。だけだと思います。
ふと目に飛び込んできたのは万豚記さん。
中国で豚は富と幸福の象徴とされています。
縁起の良い豚がたくさん増えるという意味で名づけられた「万豚記(ワンツーチィ)」の料理は、どれもボリューム満点。
具沢山でオイスターソースの甘味と旨味が米に絡んだ「豚バラ青菜炒飯」が一番のおすすめです。
らしいです。へぇ~豚って富と幸福の象徴なんですね。
店内に入ると
「ラシャマセ~」
と元気よく迎えられるました。バイトの子は大陸出身のようです。
オーダーを聞きに来てくれた子に
「どれくらい辛い?」
と聞くと
「全然辛くないよ」
というのですが
カウンターの奥からこのやり取りを聞いていたらしい料理人さんが
「けっこう辛いよ!」
と忠告してくれました。
ちなみに料理人さんは日本人でした。
私は担々麺の黒をオーダー。辛さはノーマル。
辛すぎて食べれないのも困るので保険として生卵もオーダー。
食します!
・・・・・・ん?
・・・辛いです!
山椒が効いてます。辛さだけでなく挽肉からくる旨味もちゃんと味わえます。
辛いだけが売りの「一回経験すればもういいや」という味じゃなくて安心しました。
汁無し担々麺というのでしょうか?器の底にあるスープ?ルー?と絡めて頂きます。
味が荒くれものだけに麺の太さは存在感と食べごたえ十分です。
でも辛い。保険の生卵を確保しておいて良かったです。
無事完食。
風邪ひくんじゃないかってくらい汗かきました。